高田吉孝のブログ
税制改正論議と日本株離れに思うこと…
政府税制調査会の「平成20年度の税制改正に関する答申」発表に向け、経済財政諮問会議での議論が新聞などでも紹介されていますが、今年も大きな改正はないものの、仕事柄気になるのは、かねてより言われている相続税の課税範囲拡大と証券税制の取り扱いです。相続税の課税範囲の拡大は基礎控除額を減らす方向で、死亡者数に対して相続税の課税割合が4%しかない点を取り上げて、もっと多くの人から相続税を取ろうというものです。方向的にはその方向に行くのでしょうか。そうなれば次はサービスしすぎた広大地評価なども見直しされて行くように思います。
個人的には、証券税制議論はいつも納得がいきません。金融所得の一体課税を理由に現在の上場株式の譲渡益及び配当にかかる税率10%を原則の20%にアップ(譲渡益は2009年1月から配当は2009年4月から)させると言うものですが、確かに国際的な流れに乗り遅れないためにも金融一体課税論議は必要ですが、今の日本の証券市場、投資家の状況から考えて単純に20%にすることはマイナスがあってもプラスになるようなことはほとんどないように思います。
日経平均株価も9日終値が1万5583円42銭で終了し、今年2番目の安値となりましたが、サブプライムローン問題がまだまだ落ち着きを見せない中、世界的に見ても日本株離れがまだまだ進みそうな感じです。米国の機関投資家やヘッジファンドは今後日本株を減らしていくと言う話?です。とは言うものの米国株は景気減速懸念が、中国株はかなりの過熱が心配なので、やっぱり日本株の大きく下げた場面での逆張りで短期のサヤ取りと当面はインド株投資を少し増やそうかと思うこのごろです。
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