高田吉孝のブログ

不動産は値下がりする!

リクルート事件で有名?なリクルートの創業者江副浩正さんの著書『不動産は値下がりする!』が、よく売れている。10月17日の日経新聞の広告には、7万部突破となっていたが、中央公論新社のオススメブックスのところには、大反響 73万部突破! となっている(10月28日現在)。この2週間でそんなに売れたのだろうか?
 部数はともかく、時流にあった話題の本であることは確かでしょう。確か路線価の発表の翌日の新聞に新刊広告が出ていたと思うが、小生もすぐに買って読みました。

私も3月のセミナーでは、不動産市況が転換期であるとお話し、8月のセミナー以降は完全に市況は転換したとお話しています。世間では、路線価(全国の標準宅地の評価基準額の平均額)が 2 年連続上昇し、不動産価格が上昇していると思っている方も増えたようですが、不動産取引の現場では完全に上昇はストップ(超一等地や再開発がらみの土地は除く)し、春頃に比べてマンション用地や戸建て用地では10%以上下がっています。特に郊外のバス便エリア等利便性の劣る地域の下落は顕著で、その理由は、値上げに消費者がついてきておらず、売れ残りが増加しているのと建築費の値上がりにより土地の仕入れ価格が下がっているためです。最近テレビや雑誌などでも住宅の売れ行きが落ち在庫が増えていることを取り上げているので、ますます住宅の買い控えが進むためこの流れはしばらく止まらないでしょう。

さて、話を江副さんの本にもどしますが、江副さんの本の内容自体は私たち(船井財産コンサルタンツ)の言ってきた事(長期的に見て日本の土地(一部を除く)は値上がりしない、値下がりする)と基本的には同じですが、今回江副さんが本を発行したタイミング、広告を打つ時期はほんとうに絶妙だと感心しています。今月の17日の広告は、ちょうどマンションが値上がりし、首都圏のマンション契約率が9年ぶりに低水準(71%)となった記事に併せて計画的に出したものだと思います。発売時は、路線価上昇の記事に併せて、『不動産は値下がりする!』と広告したのも、不動産の市況をうまくとらえたタイミングでしたし、そのシンプルなタイトルも非常にわかりやすく、ベストセラーになったのもうなずけます。

最新地価予想では、大野地価研究所の大野幸一氏も同様に、今は調整下落相場の2合目あたりかと言っています。大野幸一氏もバブル崩壊後の地価動向と今回のミニバブル(一流商業地の地価高騰)を的中させた方で、今後も注目です。





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