高田吉孝のブログ
ライブドアショックと「プロ経営者の条件」に思うこと…
年明けからこのブログで今年の株価について強気のコメントを書いていたように、私自身も今年は、昨年にも増して日本株(特に新興市場銘柄)を中心に投資をしていましたので、さすがに先週のライブドアショックでの下げは想定外のものでさすがにまいりました。とは言え目先の調整はあると思っていましたので、信用取引まではやっていませんでしたし、今はライブドア関連の銘柄は保有していません(このブログはライブドアブログを使用していますがブログの運営は大丈夫かな?)でしたので、実際の損失はありませんが、評価額では相当目減りしてしまいました。今回の下げは、ライブドアショックは単なるきっかけで、外資証券やヘッジファンド(およびライブドア株の担保能力をゼロにするとした某証券会社?)がしかけたもの(個人投資家がやられるいつものパターン)と思いますので、中長期的な株価の動向については、今でも考え方は変わっていませんが、新興市場については調整に少し時間がかかるかもしれませんので、しばらくはおとなしくせざるをえないかもしれません。
さてそんな中、昨日弊社の勉強会(財産コンサルタントスクール)の第3講座でグッドウィル・グループ(株)の折口雅博会長が、昨年書かかれてベストセラーになった「プロ経営者の条件」についてお話をしてくれました。グッドウィル・グループは人材派遣と介護サービスのコムスンで急成長している会社ですが、同じ急成長でもライブドアのようにM&Aで売上げ高を伸ばしてきたのではなく、創業時から理念を大事にし、自力成長で毎年50%伸ばしてきたようです。お話の内容は本当にすばらしいものでした。内容についても是非ご紹介したいところですが、なかなかうまくまとめられませんので、興味にある方は著書である『プロ経営者の条件』をご一読して見て下さい。折口会長は、M&Aで買収した売上げは、現在価値はあるが将来の価値については予測できない(買収先の会社には企業理念が共有化されないことが多いため)、やはり虚業はダメだと言っていました。
ライブドアをここまで大きくさせたホリエモンもプロの経営者には違いないと思いますが、折口会長の言う『プロの経営者』とは大きく違うようです。やはり投資する会社を選ぶ場合、社長が本当の『プロの経営者』かどうか見極める必要があるようです。
記事がお役に立ちましたらランキングに
ご協力お願いいたします。
人気blogランキング
|
|
|