高田吉孝のブログ

がんばれ大家さん!第3回「他とはちょっと違うアパートって、何それ?」

総務省が14日に発表した2004年10月1日現在の推計人口によると、90歳以上の人口が1980年の調査開始以来、初めて100万人を突破しました。前の年と比べて人口が減少した都道府県は過去最多の2002年に並ぶ35都道府県となっています。推計人口は国勢調査結果などに基づいたもので、総人口が1億2768万7千人となっていました。

国立社会保障・人口問題研究所の推計結果では、日本の将来推計人口(中位推計)によると,総人口は2006年の1億2,774万人をピークとして以後減少に転じるのに対し、一般世帯総数のピークは2015年の5,048万世帯で,総人口より9年遅れて減少に転じるとなっていますが、核家族世帯のうち夫婦と子からなる世帯(ファミリー世帯)数は、2000年が14,919千世帯、2005年が14,666世帯とすでに減少に転じています。

ファミリー世帯が減少する中、分譲住宅(マンション・戸建)も供給過剰となれば、ファミリー向けの賃貸需要が厳しくなるのは当然の結果ではないでしょうか。

さて、がんばれ大家さん!第3回は
「他とはちょっと違うアパートって、何それ?」です。

■「コンセプトマンション」が増加中

「コンセプトマンション」なんて聞いたことないでしょうね。私が勝手に作った造語ですから。要はテーマや特色を持ったマンションやアパートのことです。

 例えば、ペット同居型マンション、音楽家専用、高齢者向け、看護婦さん専用、外国人専用等々、ある種特定のニーズに応えた賃貸住宅です。

 「そんな賃貸住宅があるのか?」と不思議に思う大家さんもいるでしょう。いまだお目にかかったことがない方が多いと思いますが、実は確実に増えてきています。特にペット同居型は、もうすでにほとんどの地域にあるといっても過言ではありま
せん。もし興味があれば、インターネットで調べてみてください。

■「ペット同居型」と「ペット可」の違い

 「ペット同居型」と「ペット可」の賃貸住宅とは、似て非なるものです。ペットが飼えることは同じですが、基本的な考え方が違います「可」は"飼えます"ということで、特別な設備を用意しているわけではありません。空室になったので何とか埋めなくてはと思い、致し方なく「ペット可」にするケースです。そこでは、ペットと飼う人と飼わない人がいますから、飼い方のルールを明確にしないと、トラブルが発生する可能性があります。

 一方の専用の「同居型」は、ペットと同居のための賃貸であり、極端にいえばペットを飼っていない方はお断りということです。ペットを飼わない人にとっては、無意味なペット専用の足洗い場、ウンチダスト、フローリング、ドッグフェンス、脱臭装置、換気装置等々、ペットを飼うための設備が用意されています。

 家賃は相場より多少高めですが、人気は上々です。駅から遠くてもオーケーです。ペットにとって、駅は無関係ですからね。

■お客様集めはインターネットで

 「そんなお客さんいるのか?」と思う大家さんもいるでしょう。これが意外とたくさんいます。考えてみてください。大家さんの隣近所でペットを飼っている人の数をざっと見ただけで分かるでしょう。それこそ大家さん自身、すでにペットが家族の一員になっていませんか。可愛いペットを手放せますか?とてもとても無理な話でしょう。

 お客様集めは、やはりここでもインターネットとなります。"特色を持った賃貸住宅"というと奇異に感じられますが、これからはお客様のニーズやウォンツに応えるものが、続々と出てくることでしょう。


「がんばれ大家さん!賃貸住宅経営の50のヒント」
(タクトコンサルティング 本郷 尚先生著)より転載


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